コックピット構築ソフト
2016年12月16日
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        X-PLANEのB737コックピットは左の写真のように3Dのバーチャルコックピットが基本で2Dの計器パネルはありません。 2Dの計器パネルを別ウインドウに表示したり個々の計器の画像を別ウインドウで表示する事ができません。 そのためX-PLANEだけでは実際の操縦席を模したホームコックピットの構築はできないです。  | 
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      X-PLANEでホームコックピットを構築するには各種の計器類を別ウインドウで表示するソフトを探す必要があります。 Sim Avionicsというコックピット構築ソフトが使えそうですが7万円以上もします。 ちょっと手が出ないです。 いろいろ探してみたところ各種の計器を別ウインドウで表示できるソフトがありました。 XHSIというソフトです。 http://xhsi.sourceforge.net/ このソフトは市販ソフトではなくオープンソースのソフトです。 無料で利用できますが継続して利用する場合はお礼や応援の意味で寄付金を支払いましょう。 :現時点ではX-PLANE 11に対応していませんのでX-PLANE 10と組み合わせてみました。 左の写真はその画面です。 機体はボーイング社の747です。 写真のようにPFD,ND,EICAS,フラップゲージが表示できます。  | 
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       CDUとLower EICASと時計も表示できます。 まだ詳しく調べていないのでF/O用のPFDとNDは表示できるかどうかわかりません。 EFISとMCPは表示できないようです。  | 
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       PFDとND拡大写真  とてもきれいな画像です。  | 
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      Uper EICASとフラップゲージ拡大写真 | ||||||
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      CDUとLower EICASと時計の拡大写真 | ||||||
XHSI以外にもコックピット構築ソフトがあります。 下記はその比較表です。 コックピット構築ソフト比較表 .  | 
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| 製品名 | FSX | P3D | X-PLANE | MCP&EIFIS | CDU | 価格 | 備考 | 
| XHSI | × | × | ○ | × | ○ | 無料 | |
| Air Manager | ○ | ○ | ○ | △ | × |  28ユーロ 3443円  | 
      X-PLANEとEADT X737と組合わせた場合のみMCP&EIFISを利用可能 | 
| Panel Builder | ○ | ○ | ○ | ? | ? |  49.95米ドル 5895円  | 
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| EFIS Panel Builder for X-Plane | × | × | ○ | × | × |  49.95ドル 5895円  | 
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| FsXpand | ○ | ○ | ○ | × | × |  67.5ユーロ 8295円  | 
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| FsXpand FMS Version | ○ | ○ | ○ | × | ○ |  175ユーロ 21506円  | 
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| FsDisplay | ○ | ○ | × | ? | ○ | 39.99米ドル | |
| Prosim737 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | 73650円 | |
| Sim Avionics | ○ | ○ | × | ○ | ○ | 70312円 | |
上記の通りいろいろな種類がありますがひとつだけユニークなものがあります。 それはFsDisplayです。 FsDisplay以外のソフトはFSソフトから数値情報を受け取って計器の画面を自分自身で再構築する仕組みです。 FsDisplayはFSソフト上でUnlockした計器パネルの画像をネットワーにストリームします。 そのストリームデータをネットワーク上の他のPCが受け取って計器画面を表示させるものです。 私はこのユニークな仕組みが気に入りました。 価格も手ごろです。 近いうちに試そうと思っています。 .  | 
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